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zoom RSS 「どんなに道が汚れていても・・」−中国反日の中で浮かび上がる日本の選択肢

<<   作成日時 : 2012/09/16 21:25   >>

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中国について考える
尖閣諸島を日本政府が国有化した途端
中国の抗議行動が爆発する
かの国の監視船が複数、領海に侵入する
北京を始め、国内各地では大規模なデモが発生し
在留邦人の工場や商店が襲撃される
あの国のテレビのニュースは、
こういった過激な行動をする市民のデモの
報道ばかりを扱っている

国家規模の周到な配慮といったものを感じるが
これまでの日本の尖閣へのアプローチに対して
実にワンパターンな反応ということでもある

一方、日本政府の対応も依然として変わらない
「まことに遺憾であり、外交を通じて
抗議、改善を求めてゆく」

という淡々としたコメントを出すばかりであり
よくいえば冷静であり
悪く言えば他人事のような口調である

今回、日本政府は
「日本領土としてそれなりの施設を整備する」
と息巻いていた東京都知事に横槍を入れる形で
尖閣諸島を国有化した。
これに対して中国は激しく呼応し
それなりの報復は必ずする
という恫喝的、強硬な発言を行う

これは、ある国の他国へのメッセージと考えた場合
まぎれもなく「宣戦布告」というべきものだが

その直後、かの国は
日本側との間で予定されていた多くの行事を中止し
国交の目玉と言うべき日本への観光を
キャンセルする動きが顕著になる
そして各地のデモと暴動である。
邦人関連の商店では略奪も起きていて、
公安もそれを容認しているといった調子である

さて、こういう一連の日本と中国の
動向を見ていて非常に不可解に感じるのは
日本政府の対応である

2年前の中国漁船が尖閣諸島に侵入したときの
中国の過激を反応を見れば、
今回のかの国の反応は当然、
予想されることである

従って「国有化する」と発表する前に
すでに十分な対応を検討してしかるべきだった
たとえば、在留邦人の方々の安全確保、
資産の確保、家族の避難など周知、
徹底するといったことなど

しかし、政府がそのような行動をとった形跡はない
しかも、野田首相は、
「領土問題については、あらゆる方策を駆使する」
といいながら、
今回の中国側の反応に対して「なす術もなく」
某新聞によれば、
「中国がここまでやるのかといった当惑で
打つ手がみつからない」というパニック状態だという

これは実に奇怪千万な話であり
事実だとすれば、日本政府は、
2年前の中国漁船進入事件から
何ひとつ学習しなかったということになる

学習とは何か?
AがXという行為を行うことによって
BがYという反応をする
ゆえに
AがふたたびXという行為をすれば
当然,BはYという反応をする


中国の場合、他国のように複雑な動きをせず
直接的に、
 報道官の恫喝的発言 → 抗議デモ → 領海侵入
という反応が起きるので
非常に予測しやすい相手のはずである


ましてやベトナム、フィリピンなどにおける
領海侵略の手法をみれば、
当然、次に何をしてくるか、何をねらっているかは
あまりにも明白である

それが[まったく予想外だ]とか
「なすすべがない」とか
「中国の真意がわからない」などということは
理由にならないのである。

当然、彼らの行動はさらに
エスカレートしてくるだろう

これに対して日本はどのような対応をすればよいのか?
対応の方法は極めてシンプルである

「尖閣諸島を自国の領土だということを
わからせるために、出来る限りのあらゆることをする」
といみじくも野田首相は語ったが
これを実際に行動に起こすだけである。

自国の領土であるから、
侵犯の危険性が高い以上
それなりにあの島に監視塔を立て
人を住まわせ、施設を造り
資源開発を実施するということである


当然、中国はさらなる反発をするだろう
中国国内の日本企業はさらなる攻撃を受けるだろう
両国の経済的な関係は頓挫するだろう

しかし、健全な国家関係であれば、
領土問題と交易の問題はまったく別の話である
それが、同次元で語られ、
国民のデモを噴出させ、
報復の情況を発生させるということは
健全な国家関係ではないということである

従って、日本としてはそのような事情に惑わされず
淡々として、自国の領土である尖閣諸島の
開発に従事すべきである。

中国の古い言葉に
「道がどんなに穢れていても、
自分の足がきれいであれば、
汚れることはない」

というものがあるが、
日本が領土に関して、
何も天に恥じることがない以上
淡々として自国の道を歩むだけである

しかし、それならば
これまでの密接な経済関係は泡沫と帰するのか?

これまで多くの経済評論家といわれる方々が
中国について「巨大な市場」だと絶賛して
日本企業の誘致を呼びかけ、
実際、多くの企業がかの国に資本投資を行った

しかし、多くの海外企業に門戸を開き
高度に発達した共産主義と資本主義を
共存させることに成功したのは、
生前、3度も失脚を経験した傑物である
ケ小平の存在があったからである

彼は、おそらくあの複雑な他民族国を統括できた
史上、最後の人でなかったかと考える。

実際、様々な問題が噴出してきて国内や
他国との軋轢が生じるようになったのは
あの方が亡くなってからである

従って、ケ小平なき今、
軍政的傾向だけが突出し
相対的に自由な資本主義的発想が
萎縮しつつあるかの国と
日本の間に、健全な経済関係を望むことは
はなはだ困難ではないかと考える

まして領土問題であの国が
恫喝的な行動を繰り返すようであれば
日本は、中国との国交を断念するしかない

なぜならば、その要求の内容が
明らかに他国に対して従属を求めてくるような
性質の物である限り
そのような相手と正常な国交を行うことは
不可能だからである


ケ小平は、資本主義と共産主義の共存する
二つの中国を実現し、
日本との経済を強化するに当たり、
尖閣問題を棚上げにした。

その後の中国との経済活動が
尖閣問題を棚上げした状態で
促進されてきたということは

この間に、かの国との間に築かれてきた
緊密な経済関係というものは、
現在の段階において
まったく新たな局面に突入したと
考えざるをえないのである

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
今晩わんこ  クナキチさん

しょうもない事ばかり日本は言って。
ハッキリ言えばいいのに、「あそこのメタンハイドレードは絶対渡さないぞ」って。
恐妻家のミック&Keith
2012/09/17 00:45
こんにちは!
中国との関係、何とかしてほしいですよね。
最近クナキチさんの論調が中国に歩み寄るように受け取れる表現もあるような気がするのは気のせいでしょうか?
k1sh
2013/02/01 22:56

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