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zoom RSS 「私はこうする」と断定すると、未来がその通りになってしまう−「夢をかなえる未来日記」(佐藤富雄)

<<   作成日時 : 2011/01/22 11:05   >>

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大前研一氏が数年前、
新年のインタビュー
だったと思うが、
今年の抱負とか予定とかを
聞かれたときに、
「今年、自分がすることは
もう今年の日記にすべて
書いてあります」
「予定ということですか?」
「いや、そういう意味ではない

私は、未来のことを
すでに起きたと想定して
日記を書いているんです。
そうすると、必ず
その通りになるんです」


この不思議な回答の中に
未来というものの本質が
隠されている。

人間は、過去の延長として
現実を見るが、
いまだ現実化しない未来については
「予定」という「点」を、
その来るべき時間のどこかに
印をつけてそれ
以上、深く関わろうとしない。

というよりも関わることができない
と考えがちである。

人間の思考の時軸には
未来−現在−過去
の三つの「点」があるが、

人間の「学習」という要素から
みて「過去」−「現実」に
もっとも思考を向けるのは
当然である

しかし、人間が自由にできる時間は
「現実」だけであり、
「過去」は「回想」できたとしても
自分にとってどうすることもできない
無限のかなたにある。

一方、「未来」は常に
現実の向こう側にある。
人間に与えられた時間が
「今、このとき」だけであり

また、「未来」というものが
常に刻一刻と
「現実」に近づいてくることを思えば、

生きることになんらかの
意味を見出そうと考える人が
「未来」にすべてをかけるのは
当然すぎるといえば当然であり

「未来」だけが自身の
意のままになる「時軸」であるということである

冒頭の大前氏の言葉は
そういう「未来」の本質を
考察した結果の発言ではないかと
考える





栄養生化学者である佐藤富雄氏は、
若い頃から「未来」と「願望」について
あることに気付いていた

それは、

未来のことについて
「私はA大学に進む」
「A大学では、生化学を学ぶ」
といった調子で

大学に入れることさえ
決まっていないのに
その未来がすべて
確定したような言い方で

私は「こうする」と断定してしまうと
未来がその通りになってしまう


いっぽう、
「私はこうしたい」
「もし、うまくゆけば資産家になりたい」
「いつか、私は留学したいと考えている」
「この分野に進みたい」
という風に

未来に対して「仮定」的な
言い方やあいまいな言い方をした人達の
望みや夢は決して実現しない


というものだった

氏はその後、自身の体験と
大脳生理学の研究から

何かに成功した人は
すでにその成功した状況を
自身の頭の中で
体験している(プレビュー)


ということを知る

氏の代表的な著作である
あなたの夢をかなえる未来日記」
はそういう背景をもとにして
書かれたものである

氏はここで、確定的に

自身が「未来で起きてほしいこと」
「夢として実現したい」ことを
すでに確定したものとして
その状況のもとに起きるであろう
様々なエピソードを

自身で映画でもみるように
脳の中で描き出し
それを日記という形で
ノートに書き記してゆくことを
推奨している


たとえば、

企業家になりたいという人であれば
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
X月Y日(月)
ドイツに新拠点を発足させるために
飛行機でフランクフルトに向かう

同行するのは、
専務のアメリカ人であるマーシャル
そして日本人である田中
マーシャルは優秀な男だが
すっとワインばかり飲んでいる

現地ではまず、市庁舎を訪れ、
関係者から意見を聞く

ワルトハイゼンという部長は、
大柄なバイキングを彷彿とさせる
顎鬚をたくわえた男で、
産業誘致について
深い興味を示してくれる

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
とっかかりがあって映画のような
画面を想像すれば、
次々とデイテールが
浮かんでくるはずだ

優雅な週末を過ごすことを
夢見ている人であれば
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
X月C日
妻と共に、ハワイのシェラトンに
3泊しての2日目
今日は午前から
ポリネシアン・カルチャー・センター
に向かう。

午後に到着して
夕方まで各部族のアトラクション
デイナーの後は
これまでに何度も見た
ショーを堪能する
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
といった調子である

ここで重要なことは、
その記録をあくまでも「〜する」
というように現在形で、かつ
断定的に記述するということである


ちなみに、佐藤氏は、
成功した段階での一週間の
記録を書いておられるが、
そこに書いたことは、
後年、ほとんど実現してしまった由

これに関連して言えば、
ある新人作家が賞を受賞し
ホテルでその方の主催した
記念パーテイがあったとき

その作家の挨拶が
以下のようなものだったという話がある

「私は、今日、この日を予想して
本が出版される前から
ホテルに予約を入れておいたのです


さてこのように、日々、
自分の頭脳の中を
自分が成功した未来の状況で
いっぱいにしておくということは
自身の未来を確定化するということである

翻って現代を見ると
各自にとって極めて
きびしい状況の方も
おられると思う

しかし、

未来が自身の意識によって
素晴らしいものとして
確定化されてしまえば

今日の一日がどれほど
過酷なものであったとしても
それは未来にとって
単なる過ぎ去ったエピソードであり

いくらでも笑って乗り越えられる
というものである










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